40代の学び
なぜ「40代は最も危険な年代」なのか | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
を見ると、40代のキャリアについて書かれている。
最近思うこと、私が子供のころは、70の手習いとかいって、祖父母の年代の方はいろんな学びというものに貪欲だったような気がする。
年寄りってのは、生きる哲学のようなものが完成して、肉体は衰えるけど精神は円熟していくものだと思ってた。
加えて、40代というのは、人生の間昼時で、今まで生きてきたことの結果が少しずつ出始めて、人脈も広がり、楽しいものだと思ってた。重厚感が増して、お金だけではない生き方の哲学みたいなものを着実に進めていくような、そんな感じなんだと思ってた。
でも今の40代って、そういう人の割合がすごく少ないような気がする。
ワーキングプアとか、病気になって、社会の弱者になる人か、
成功してる人たちもテレビに出てくるのはたいていはお金持ちになったっていう話だけ。
昨日ファミリーヒストリーという番組でIKKOさんが出ていて、彼(彼女?)のお父様の成功について語られるシーンがとても印象的だった。お金や名誉の成功ではなく、人として完成された姿を見れた、それは素晴らしいことだと思う。
会社でもプライベートでも、ああ、この人の人格ってすごい、って思える人間的な魅力を感じる人にあんまりあったことがない。
時代は、明治維新以上に変革が求められていると思う。けれども私たちは便利な世の中で、どんどんと獣化しているような気がする。